ご参加された皆さん、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
楽しい時間をどうもありがとうございました。
簡易レポ、UP致しました。
曖昧な部分も多く、ご容赦いただけますと幸いです。
私の記憶違いなど、お気付きの点がございましたらお知らせください。
【1回目】 開場10:30 開演11:00 終演13:00
会場が暗くなり、いつものオープニングの手拍子で迎えるはずが、
おふたりが入場して来られず、戸惑っていると、
タイミングが遅れ、まさかの外の道に面したドアから、
苦笑いしながら入って来られ、ご挨拶されました。
「タイミング遅れました! こんにちは、木内秀信です!」
「こんにちは、津田健次郎です!」
木内さんは、若干ハイネックの黒のTシャツ(?)に
黒と白の細いストライプの長袖カットソーを重ね着されていて、
黒いパンツ、黒いスニーカーをお召しでした。
椅子が用意されてましたが、座ると後ろの方が見えないから
ずっと立って話そうと、椅子を下げました。
おふたりのファンへの細やかなお心遣いは、流石です。
津田さんは、寒いのが苦手で、靴下を履いたら冷えなくなった、
と仰っていました。
「今、気付いたの? バイクなので、ブーツはくせですか?」
「夏もブーツでいたい」
「え? そっち? ブーツの上には、何はいてるの?」
「短パン」
「何でそこ、差別してんの? ちょっと短いブーツないの?
(最前列のお客さんに) それは、ショートブーツって言うの?
スニーカーならロング (ハイカット) かショートしかないな」
「スニーカーは最大の贅沢ですよね!
スニーカーで10万超えるものとかありますよねっ!!」
木内さんが大笑いされたので、意味が分からず戸惑う津田さん。
「ツダケンが、朝ナニモードに入って来る瞬間が見られるのが面白い!」
「革靴とブーツは底の貼り替えが出来るのに
スニーカーは減ったままです。 履き潰したら終わり!」
「うんうんうんっ!! ブーツの底はゴム?」
「ん~、何でしょうね」
「皮にゴム貼ってる?」
自分のスニーカーの底を確かめる木内さん。
小さな石が挟まっていて、取ろうとします。
「砂利は歩いてないけど」
「小石が挟まりますよね」
「取れた!」
「もぅぅぅーーー!!」
ぽいっとした木内さん、津田さんに叱られました。
話がかみ合わなくて、「えっ? えっ?」 と時々お互いに
言い合うことがありました。
「皮製品に凝ってたことあったよね」
「ありました!」
「楽屋でぬいぬい (仕草付き) してたね」
「え~、そんなんしてませんよ。 木内さん、何か凝ってることは?」
「.....ないなぁ。 こないだ、東京に来て初めて釣りに行きました!
本格的な釣り! 船で! 川田伸二と!
あいつは本当に楽しそう。 俺はいつも楽しそうですね、って
言われるけど、俺より楽しそう!
あいつの前では小さくなってる。 あとは、野島裕史!」
「釣り! 壁のぼり! 合間に仕事っ!」
「集合6時とか言われてそんな時間に電車ないな、どうしようか、
やめようかと思ったんだけど、めっちゃめちゃ楽しくて!
海ほたるの橋げたの下まで行って。 すずき、さば、あじ釣った。
初心者なんですけど、ルアーもやったことないんだけど。
他の3人が専門用語ばっかり喋っていて、全然分からない、
俺に文句言っているのかも分からくて、それが凄く面白かった!
鳥山って言うのは、あられちゃん、ちゃうで。
鳥が一杯いるところで、そこで 『木内さん、今だよ!』 って言われて
釣ったら凄い釣れた! 80センチのスズキとか。
持って帰れない魚は海に戻すんだって。
小石 (川田さん) は、ずるいんです。
お店に持って行って、タダで料理して貰う。
俺は、家で3枚におろしました。
釣りは、子供の頃以来でした。」
「釣りの話は、女子にはつまらないからやめよう」
「何でブーツから釣りの話になった?」
「ん~..... おとついくらいから、急に寒くなって、ロンTにしました」
「半袖からいきなりじゃなくて?」
「それは、社会人としてはダメでしょ?」
津田さんは、上着などの段階を経て、長袖にしたご様子です。
木内さんは、叱られてうなだれてしまいました。
「夏のニット帽はやめて欲しい」
「あ~」
「みんなが言って来る。 半袖で寒くないですか?
寒かったら俺やて着るよ!! と言いたい!」
「僕のブーツと同じですよ。
夏のニット帽は、下北でしょ?」
「下北? 俺のイメージは、麻布十番とか六本木だな」
「あーー! それ最悪っ!! ニット帽でオープンカー乗って!
雨降れ!! って思う! 六本木腹立つ!! 何ででしょうね。
ブワーン! ブワーン! する車に乗ってる人、いるでしょ?」
木内さん、マイク片手にペットボトルのキャップが取れず、
最前列のお客さんにお願いして取って貰いました。
そこからフェラーリがふかすエンジン音が大炎上!
「次の次の冬ナニでフェラーリ乗ってんじゃない?」
「フェラーリでブオンブオン言わすようになったら止めてください」
「目を覚ませ! って?」
「こんなんなるんです、乗ると」 (のけ反る)
「運転出来るの?」
「フェラーリはマニアル? あ、マニアルですか。
女子の方が詳しかった。 買うのはいいんです。
何で信号待ちでブァンブァン言わすんやろ? うるさい!!」
「ああ言うふうにしないと、スタート出来ない?
ブァンブァンしないとエンジン止まりますよ、とか
マニアルに書いてあるとか? エンジン音が、かっこイイから?
俺は、フェラーリ乗ってるんだぞ! かっこエエやろ! って。
イタリアでは、日産カーの如く、フツーに走ってんの?」
「走ってないです。
イタリアでは、ブァンブァン言ってないと思います」
「(音は) ゴミをぶぁっ! とやられた気がする」
フェラーリのお話は、終わったようです。
「こないだね、松本人志さんが呟いていてて.....
大好きなんですけど、私の周りには松本さんが好きな人が
誰もいないんです、って書く人がいて、
褒めているのか、けなしているのか、どっちなんだ?
ツダケンが大すきです、って書いているのにアイコンが違う人、
みたいなことでしょ? カーブ投げて来る人多いでしょ?
ファンだと書いている限りは、いい子にして欲しいと思います。
噛みつく時は、看板外して欲しい。 うちの組の者じゃない」
木内さんの渾身の一撃でした!
「趣味、ないです」
「アウトドアは夏のものだし、冬が好きでもスキーもスノボも
やったことない」
「かまくら作ったことないです」
「東京で、30歳くらいの時、どか雪降って、屋上でこ~んな山作って!
一晩かけてひとりで」
「面白いっ!!」
「東京で是非とも作ってみたくて。
雪でテーブル作って、みかん食べました。
子供が3人は入れます。 僕はふたり入れますから。 やる?」
「やりません。 寒い」
「やっているうちに温かくなるよ」
「限界があるでしょ?」
最前列のお客さんが遅れて入って来られて、その方の真っ赤な
皮のジャンパーが気になって、つい話が止まってしまうおふたり。
「7階くらいのスタジオから低いビルの屋上が見えて、
何か作ろうとして積んであった雪が、
昼までには解けてました。 無駄」
「雪の山をダンボールでシュッ! と滑れるようにすればいい」
「えっ! 屋上ですよっ!!」
「下へ落ちる滑り台を作れとは言ってないっ!!
屋上内に降りるに決まってる!
大阪駅、屋根を人工スキー場にすればいい」
「ビルとビルを繋げてジャンプ台!」
「あー、面白い! ロープ繋げて、こう! (ターザンロープ)
どっから行く?」
「まずは都庁」
「西新宿に一杯建ってるから繋げればいい!
東京オリンピックで大目玉のものが、何かあるでしょ?
あれ? 大目玉は食らう? か? 大目玉と目玉は違う?
前の東京オリンピックの時は、首都高と新幹線が目玉だった、
ってこと。 大目玉って、言っちゃっただけ。
でんじろう..... でれんじろう..... 全自動!
全自動自動車とか、目玉が用意されていると思う。
リニアは間に合わない?」
「試運転しかしてない」
「リニア、乗ったことある人~? ええぇ!! おった!!」
地元の抽選で当たり、ほんの少しだけ乗った方がいらっしゃって、
おふたりは、釘づけになりました。
時間は往復で10分程度で、トンネルだったので、
良く分からなかったと仰っていました。
「ASIMO見たことある? 青山のホンダで見られるよ。
すげーよ、ASIMO! 行ってみて。 写真も一緒に取れるんだよ」
「ASIMOは、ひとりなんですか?」
「ペッパーじゃないよ! ASIMOは2足歩行だから!」
津田さんが、ペッパーが動くマネをされました。
「そんなんじゃないよ!」
「ペッパーと同じ動きは出来ないですよっ!
あんなの出来る人、フラメンコの人だけです!」
場内大爆笑!
「あ! あ! あ! こないだ、めちゃめちゃ吃驚したことがあった!!
NASAが時間を止めた!!」
「吃驚したっ!!」
「ザ・ワールド!! (『ジョジョ』のスタンド)
一日中、何が? 何が? ってなって、
これは津田健次郎に言わなくちゃって思った!」
「どう言う状態が止まったんですか?」
上手く説明出来なくて、色々例を出されて頑張りましたが、
残念ながら良く分からず。
「ジェットで空飛ぶやつが出来たでしょ? Ok、Googleじゃなくて。
そう言う目玉がきっと来るよ」
「ないと思うなぁーーーーーーー!!」
「テクノロジーの話をしてるんだよ。
.....ハロウィン行った?」
「行かないです。 大典さんに1回連れて行かれただけ」
「あれ、危ないな」
「怪我しても誰も助けてくれないと思う。
小さい子だけ集めて、お菓子をくれないと悪戯しちゃうぞって、
お店を襲わせたら面白いと思う」
「渋谷は酷いね。 池袋とは何が違うの?
クオリティへのこだわり? 渋谷は素人?
池袋組、何とかして!
何人も野沢雅子さんが横に付いてるコスプレがいて、
するなら悟空でいいんじゃないかと思う。
何なら、テニスのジャージでも着て来い。
そう言うキャラクターが出て来ればいい」
「痴漢とかね、対策したら?
お尻触られたら、電気ビリッ!! とか」
「半ケツにしてて、ケツ触られたとか言ってんじゃねぇ。
着込んでいる人のケツをわざわざ触る人はいないよ!」
「何でスクランブル交差点なんでしょう?」
「恥ずかしいとか思わないのかな?」
「恥ずかしいと思う人は、行かないです」
「あ~、そうだね。 ツダケンが行って成敗したら?」
「阿波踊りみたいに審査すればいい」
「にわかはいなくなるね」
「9月いっぴ(1日)、オーディションもして」
「審査員、ツダケン」
「いい!!」
「いい!!」
「地方でやったらいいんじゃないですか?
ロックフェスみたいのは東京じゃやらないよね」
「歌舞伎町でロックフェス、やってます。
コマ劇場があったところの広場で、歌舞伎町全体で
その日は割り引きしたり」
「ホストクラブも半額とか?」
「友達もホストクラブ行きました。 普段は行かれないからね」
「渋谷のスクランブル交差点は、磁場があるんでしょうか」
「磁場? 磁場って何?」
「よう集まってますね、渋谷」
「カウントダウンから始まった? カウントダウン行こうか?」
「人が多くてこうですよ。 (縮こまる) ケツ触られます」
「明治神宮は、31日は開いてるの?
12時になったら開けるんじゃなくて?
いやいや、12時に開けてよ。 嫌や! そんなん!
嫌やてぇぇっ!! 8時から開けてるのにぃぃ!!」
「そんなんしたら走る奴いて、ニュースになって
明治神宮の対応はどうなんでしょうと話題になる」
「ツン・デレンジロウ転ぶ! とかニュースになる?」
マイクの充電が切れてしまい、マイクをリコーダーのようにして
指を動かして、スタッフさんにアピールして、取り替えていただきました。
「仕事で行く時、混むと嫌」
「そもそもあそこに行かへん」
「地下も混むんです。 逃げ場がない。 だから怖い!」
「俺に言わんといて。
にわかの人って、去年の服また着て、食事もしない。
池袋は、毎年新しい服作って来るからね」
「ユザワヤやオカダヤが、儲かるんですね」
木内さん、ペットボトルのお茶を飲み干しました。
「もう1本、いただけますか?」
「いや、いいです。 大丈夫です」
津田さんのお気遣いが光ります。
「若い頃、山姥やってた人が、普通になっているのが嫌なんです」
「やめるなら最初からやるなって、思います。
内田裕也さんみたいにいくつになってもロケンロール!!
でいて欲しい」
「内田裕也さんに喧嘩売られたことあります」
「えっ!!」
「カフェでパソコンやってたらロケンロールが入って来て、
女性とふたりやったんだけど.....
『ここは、イタリア料理店だったのにどうなってんだ!
何言ってるんだ、お前!!』 とか、言ってて。
作業が終わってパソコンを閉じて、椅子を引いたら
ガラガラガラ! って、大きな音が出ちゃって、
『何だ! 喧嘩売るのか!』 って言われて、え、俺!?
お付きの女性になだめられていて、お店を出るまで怒鳴り続けていて、
振り返ったらやめた。 外に出るとまた吠えて、
自転車に乗る時見ると、また止まるんです」
貴重なお話でした。
「2018年冬ナニ1回目、終わりました。
通常朝ナニなのに、こんなに大勢の方が来てくれて
どうもありがとうございます!
中目黒の狭いところの方が好き?
年越し朝ナニとかは?
6回回して、僕らずっと喋ってて、お客さんだけが入れ替わるとか」
「嫌やな、年越しは~~!!」
「全通したい人は12時間、休憩入れて116時間。 ちょうどええやん」
「俺、寝る」
「ふたりが寝落ちしているのをお客さんは、ずっと見てる?」
「いびきかいてると思います。 寝言は、言わないかな。
僕、夢見ないんです」
「冷蔵庫を開ける夢見て、手がパン! と動いて起きたり、
夢の中で何か蹴ったら、テーブルを蹴ってて、泣いて起きました。
告知は、何かありますか? 舞台とか」
「テニプリ、ありますね」
「何か、朝女朝男だけが分かるマークがあったら嬉しい?」
「さすまた!」
お客さんから声が掛かり、場内大爆笑!
「『AD-LIVE』 の映画が、2月2日劇場公開になります」
「メガネ☆セブンの新曲もあるね。
12月23日ライブやります。
今日は、どうもありがとうございました!」
「どうもありがとうございました!」
【2回目】 開場14:00 開演14:30 終演16:30
オープニングの曲が掛かり、手拍子と共にお客さんの目線は窓の外。
おふたりが、手を振りながら歩いてらっしゃいました。
音楽は、外に良く聴こえないそうで、またも入場のタイミングが
少し遅れてしまいました。
「さっきより遅かった? え~!! 次、頑張ろう。
息切れた~。 こんにちは、木内秀信です!」
「津田健次郎です!」
「朝の回で、ツダケンが時間を止めるって知らなくて、
記事を見せてたらギリギリ!」
「出来事を消せる?」
「消せる? 戻る? ごめん、なかったことにして。
既読になる前に」
「既読になる前に消せなければ何にもならん」
「ピコ何とかって、言うんだって」
「記憶は消せないでしょ
木内さんは、ピコ太郎のピコはそれだって言ってたけど」?
「そんなこと言ってない!」
「1時間遅刻しても消せる?」
「それは何ピコ?」
「凄いピコ!」
光を調節することで、40ピコ秒(1兆分の40秒)の間、
時を止める=出来事を 「消す」 ことに成功したそうです
「収録がなかったことになったり、アニメ自体の放送も
おじゃんになってしまうこともある。
ピコ消しが出来る人がいるのかもしれない」
「やらかしたことだけ消したい」
「やらかす..... 滅多にないけど、3年に1回くらいやっちゃう」
「結構多いですね。 僕は、5年に1回かな」
「電車でも遅れることあるのに、車はあかん。
5分でも多く寝たい。 早よ着いたら何してんの?」
「ブラブラします。 徘徊してます」
「ブラブラは嫌やな」
「車の中で寝ると、首も痛くなるから寝たくない。
スタジオにギリギリに着きたい」
「俺は、10分前に着きたい」
「徒歩圏内5分にいるのに遅刻するなんてことはない。
職質されたら、黒田(崇矢)さんみたいにお巡りさん連れて来る。
誰か俺が声優だって説明してって!
5分前に付かなくちゃいけないって言う、暗黙の了解みたいなものが
あるじゃないですか! 僕の5分なのに、自由にしていいですよね!」
「分かった。 外画の時とアニメの時は、違うでしょ?
外画の時って、片耳で原語聞いて、監督さんの指示も聞いて、
うるさいって思うことあるよね」
「切ってる人、いますよ。 女性で」
「切れるの? う~ん、あれはさぁ..... いらないよなぁ」
「僕はあった方がいいです」
「たまたま一緒に呼ばれて、同じ外画デビューだったんだよね。
相手の主役がタレントさんが別に撮ってるって知らなくて、
こっぴごく怒られたよね。 あいつ殺す!!
飲みに行って、店員さんに愚痴聞いて貰ったよね。
もう絶対吹替えなんかせえへん! なっ!」
「大典さんとお茶して、外画はそう言うものなのかって
話したら、運が悪かったって優しく言ってくれて、
その後行った吹替えは、めっちゃ楽しかった!」
「何だこの世界は! って、思った」
「僕、疑問が一個あって。
ロンTの袖とお腹の辺りに穴が開くんです」
「お腹ぁ~? 開く人~? .....おるな。 ベルトかな」
「ベルトで擦れるんですかね。 木内さんはベルトします?」
「するよ。 十発目の時、ひもちゃんがね。 十発目来た人~?
ひもちゃんが一番前にいたから、何とかじゃないよね、
ひもちゃん? って言ったら 『うるさい!!』 って言われて。
ゲストがいたからよそ行きになったのかな?
もう弄ったらアカンと思いました」
七発目の時、ベルトを忘れた木内さんにむくみ防止に使っている紐を
貸してくださった方を "ひもちゃん" と呼ばれます。
「ベルトで開いた瞬間を見たことがない」
「ロンTで穴は開かないけど、値段が高いセーターほど
虫に食われます。 うちの虫は、美味しい生地を知ってる。
奴らは口が肥えとる」
「穴Tは、ユニクロが優秀なのか、穴が開かないんです。
ツルツルしてるからかな」
「ANA T? 飛行機? ユニクロは強い。
ヒートテックって着る? 何で着るの?」
「寒いから」
「オールシーズン着ませんって人~? 俺んち来いっ!!
たまに隣に座ると、あったかいですね、って言われます」
「僕は、生まれて一度もないです。 そんなこと言われたの」
「タイツとかはいたことない。 冬もTシャツ。
中にTシャツ着てないの? 朝起きて、Tシャツ着ないの?」
「朝起きたら、お風呂入ります」
「そんなこと、訊いてへん。 寝る時は何着てるの?」
「ロンT着て、布団かぶります。 おかしい?」
「布団、いらんやん。 長袖長ズボンなのに?
トランクスはいて寝てる人~?」
「女性は、はかないでしょ?」
「そう? 女性用とかあるよね。 じゃ、パン一の人~?
ほら、いるよね。 やってごらん。 あったかいから」
「風邪引きます」
「Tシャツにダウン、それが一番温かいって言ってた」
「.....死んだ鳥の?」
「死んでない。 冬と夏で生え変わんの。
それをファッ! ファッ! ファッ! ファッ! ファッ!
って、集めるんだよ」
「すっぽんぽんの上に着る?」
「すっぽんぽんは、こっちやねん! (下半身を差す)
着込んで着込んでダウン着るよりあったかいんやって!」
「怪しい」
「もう次の話題行こっ!」
「穴の話なんですけど.....」
お茶を飲む木内さん。 何やらおふたりでこそこそ話。
「ダウンは誰が必要だったのか? 登山家でしょ?」
「違うね。 イヌイットでしょ?」
「イヌイットは、Tシャツにダウンなんですか?」
鋭い突っ込みに木内さんは、気持ちを切り替えるべく、
お茶をたっぷり飲みます。
「違うね」
「じゃぁ、やっぱり登山家」
「なるべく軽装にする。 ほんのちょっとでも。
だからTシャツ!
良く、ここ穴開くよね。 (股下) 開く人~?
男性ひとり? 開くよね! 時を重ねると擦り切れる。
若い時って、ジーンズ、パツパツでしょ?」
「そうでもない。 痩せてたから」
「歩く時、腕を振って脇毛が千切れるってありますよね?」
「ないない!」
「えー。 ツダケンは今が一番パツパツ?」
「はい」
「シュ! としてはる! わー、凄いね!
今、マックスだからここに穴開くんじゃね?」
「そうでもない」
「三方向から擦れて、必ずここに穴が開く。
ここ(腕)は? ここは、時計か」
同意してくれる人がなく、がっかりな木内さん。
「室内のイベントでも着てんの?
たとえばジャンフェスとかは着るよ。 あそこは外だから。
ここから先、纏わりつかれるのが嫌っ。 (長袖長ズボン)
猫は、暑いからくっついて来たら嫌」
「とかげは?」
「とかげはいい。 そこにいなさい」
「ところてんとかね、付いたら嫌でしょ?」
「ペトペトするからね。
纏わりつく=暑い! ところてんが来ようが猫が来ようが
鬱陶しいんだよ!
変化球投げて来る友達がいて.....
パンを食べて、『これ硬いな』 って言うと、
『お前は柔らかかったら美味いのか?
美味いの定義は柔らかいのか? 硬くても美味い物は何だ?』
って、変化球投げて来るんだよ。
柔らかいものが上手いに決まってるじゃん。 それと同じだよ」
「グルメレポート嫌いなんです」
「俺も」
「野菜でも何でも 『甘くて美味しい~』 って言うのが嫌」
「テレビは嘘つきやん。 Wikipediaも嘘ばっかり。
話半分でちょうどじゃん。 余白を楽しまなくちゃ。
みんながあそこのラーメンが美味いと言っても
自分の好みがあるでしょ?」
「僕は、油そばが好きなんです」
「油そば? 俺は食べない。 こんな身体だけど」
「意外とカロリーも糖質も低い。 油そばって名前はやめればいい」
「チャーハンと焼き飯、焼き豚とチャーシューは同じもの」
ヒートテックの話に少し戻ります。
「ヒートテックねー。 冬の北海道に行った時は
流石に着ました。 でもバスで暑くなって半袖で歩いてたら
湯気が立ってました。 ツダケン、夏は何着て寝てるの?」
「Tシャツと長ズボン、薄い綿の布団」
「俺は、タオルケットじゃないとやってらんねぇ~
動物は、飼ったことあんの?」
「猫。 ジャカルタでは、犬飼ってました。
この前、アマゾンでアレルギー検査キットを買って調べたら
猫アレルギーだって分かったんです。 ラジオの企画でやって。
遠心分離機が付いてて、自分で血を取って、ブーン!
ってやったあと、ラボに送るんです」
「えー! 自分で血採るの!?」
「うん、結構採ります」
「そんなん嫌やぁ~! 病院行けや!」
「行くの、面倒臭いでしょ? 花粉系、食べ物系とかの項目があって、
6段階評価で6が最大。 猫は、2か3。 そんなに悪くない。
あとは、ハウスダストが2か3。
ただ、スギ花粉が6オーバー、計測不能!」
「分からなスギ!
イチゴで、お腹壊す人、いません? .....いません。
年に3回くらい、目が物凄く痒いことがあって。 秋とか。
そんな日は、仕事がないことを祈ります。 でも一日で治るんです」
「ブタクサじゃないですか? 花粉症の時期は、仕事休みにして欲しい」
「ふふふ..... 声優やめろ」
「この近所に大神宮って言うのがあるらしい。
女子にはいいらしいです。 縁結び」
「取材で行ったんですよ」
「行こうよ、って言われて行きました。 もーー、女子ばっかり!
休憩時間に行けますから、行ってみてください」
声を少し潜めて。
「以前、粉を撒かれたおじさんの話をしたんですけど。
その時のホットワードが粉おじさん。
この前、新宿でイベントがあって、道に粉が撒かれてたんです。
バカマネージャーとつけて行ったら.....
うちのマネージャーは凄いバカなんですけど、指で触って.....
.....こう、ぺろっと舐めやがった!!」
場内から悲鳴が起こりました。
「えぇーーーー!! いつかそんなことやると思ってました」
「わぁぁぁっ――――!! って言って! .....ど、どうだった?
『小麦粉とか、そう言う粉じゃない』
『子供じゃないんだから、そう言うことはやめなさい!!』
『はい、すみません』
いつもミラクルだよ。 何でもございませだぜ。
粉、見たことある人~? おっ! どこですか?
小金井ぃぃぃ―――――!?
答え合わせしてる? Twitterに上げて。
あ! ダメダメダメ!! 粉にGPS付いてて、住所は、ばれてるっ!」
2016年11月、ブログに 「小麦粉」 と言うタイトルで書かれていて、
朝ナニ~七発目~2回目の時に詳しくお話されました。
最初はご近所、2回目は目黒で目撃され、
おじさんは小麦粉の袋を持っていたので、小麦粉だろうと思われてました。
組織的な怖いことかもしれないから、用心して欲しい、とお話されました。
見掛けたらTwitterで教えてください、
小麦粉は英語でフラワー、ハッシュタグは "フラワーおじさん"
と言う流れでした。
「ラジオで話したんですけど、妖精を見たことがある人って、
いるらしいです」
「ちっこいおじさんを妖精と呼んでいる人もおる。
トイレットペーパー持ってたりするんだって」
「妖精には、羽が生えてるんです」
「ちっちゃいおじさん、見たことある人~? あ! おった!!」
噴水の中にいて、はっきり見えなかった、と仰っていました。
動揺した木内さん、お茶を零しそうになりました。
「傾けるのが速過ぎて、零すんです」
「乱視?」
「えー、乱視だからなんですか?
コーラをゴクゴク飲める人いるでしょ?
あれ、信じられへん。 ゴクゴク飲めない。
飲めない人おる? .....ほら~」
「ん~、分かんないけど、どうして口の中に一旦溜める?
豚まんと一緒に食べる時は、口の中で遊ばせるけど、
遊ぶ相手がおらん時は、からめる必要ない。
(溜めるイメージしながら) 飲む時のくせとかある?」
「自分を見失ってる?」
キャップを外し、人差し指と中指に挟んで見せて、
ちょっぴりドヤ顔の木内さん。
「めっちゃかっこイイです!」
「女友達、人妻ですけどカウンターで飲み会すると
ひやひやするって怒られます。
隣に常連さんのおじいさんが座って、話しをしたんですけど
その人、歯がないんです。 その人が帰って、次に座った人も
歯がないんです。 歯がないことが気になって気になって。
友達に歯がないことを絶対に言うな! って、怒られました。
『だって歯が..... ここのお客さんって、みんな歯が抜けてる?』
『お前のピーターパンシンドローム、ひやひやすんだよ!
思ったことをすぐ口にする!』
この前、同窓会があって、みんな俺を上回る
ピーターパンばっかりやった!
マイナスに悪意がない、じゃあ、いいんだよ、
と言ったら、また怒られた。
関西のお笑いって、そう言うとこ、あるよね?」
「僕はないですっ」
「えええっ~! 関西人って嫌い。 すぐ家賃なんぼ? って訊いたりする」
外国人の話題に。
「ユースホステルに泊まってみたいです」
「シンガポール人が、ガイドブックを持って、
お店を探しているようだったので声を掛けたら
ここに行ってコーヒー飲みたい、と言うので、
ここがいいですよ、って案内して、コーヒーを奢って、
写真撮ってあげたりしました」
「かっこイイですね!」
「シンガポールに行った時、とても親切にして貰って
嬉しかったから、同じようにしたかった」
「外国人の逞しい女の人が、スーツケース持って、
階段上がっていたら持ってあげます?」
「逞しい女の人? 持ってあげないですよ」
「外国人の旅行者が多くなって来て、面白いですよね」
「.....俺、幼稚園の時の写真見たら、今とおんなじ表情してた!」
「僕のおかんは、ちょっと変わってて、兄にも弟にも僕にも
女の子のワンピースの水着を着せてるんですよ」
「いるいる!」
「あれ? 普通です? ややハイレグ」
「それはないかな」
「去年、クリスマスイブに朝ナニしました。
クリスマスなんて、一言も触れず、トナカイの角付けてる子が
いたのに全く触れなかったのは、申し訳なかった。
次は、12回目ですね。 ツダケン、告知は?」
「『AD-LIVE』 の映画を監督中です」
「12月23日、ライブやりますので良かったら来てください」
「クリスマス? 髭付けて?」
「ないです! 白髪は髭から来ます」
「年を取るほど、シンドロームは深くなります」
「3回目、お席まだありますので、また来てください。
どうもありがとうございました!」
「どうもありがとうございました!」
【3回目】 開場17:30 開演18:00 終演20:00
2回目と同じように手拍子をしながら、目線は窓の外。
おふたりが、手を振って入口に向かわれて、
今度は遅れずに入場出来ました。
「木内秀信です!! ちょっと早かった? 大丈夫だった?」
「津田健次郎です!!」
「10発目は、ゲストがいたのでめちゃめちゃ打合せしたね。
もう大変やった。 何でこんな打合せせなならんと思った」
「そうでしたっけ?」
「映像チェックしたり会場行ったり、めちゃめちゃあったね。
今回は、全然何もしてない。 明日朝ナニ、のメールして、
翌朝見たら 『了解』 しか返事来てへんし!」
今回、会場の確認は木内さんしかされなかったそうで、
津田さんは、全く何もしなかったとのこと。
朝、駅から木内さんに連れて来て貰ってました。
「最前列が空いてるって、どう言うこと?
.....ツダケン、帽子、最近良く被ってるよね」
「バイク乗らないんで。
ヘルメットだと髪がぐしゃぐしゃになるんです」
「魔法使いっぽいなって思った。 買う時は、思わなかった?
キャップとかは被らないよね」
「似合わないんですよっ!」
「俺も似合わない」
「最近、スーツでキャップの人、いますよね。
スーツでキャップって、競馬場にしかいなかった」
「スリーピースには、いないよね」
「スリーピース? チョッキ、入りましたね」
「チョッキ? ベストでしょ?」
「礼服?」
「違う! ベストって言え!」
「チョッキにボタンはない?」
「ないよ! ジャケットの中にチョッキ着てる人いないよ」
「金八先生は着てました。 僕が言っているのは、ツーピースです。
スーツにスニーカーも履いてる!」
「新手のお洒落?」
「変わったね~」
「呼び方って、色々あるよね。 キャップって、昔、野球帽だよね。
中に目のところに被せる網付いてた」
「野球する人が被るのが、野球帽だと思ってました」
「野球やる人が、網あったら見えへん。
あれは、球場で見る時、ええんじゃない?
.....実は、隠れ絶壁でキャップは似合わない。
丸みのあるキャップは、いいかな? と思う」
「(キャップの) ツバのニューエラってシール、あれは何ですか?」
「分かりやすく話すよ。 Tシャツには、ボディがあるでしょ?
グンゼとかユニクロとか、基礎になるメーカーだよ」
最前列のお客さんが来られて一時中断、ちょっと弄る木内さん。
「ニューエラのお店もありますよ。
ラッパーが剥がすのを忘れてステージに出たら
かっこイイと言うことになって、そのまま剥がさないのが流行った。
ユニクロのMMMMMMMの透明シールを貼りっ放しの声優さんがいました。
昔、キャップのツバを丸めて被るのが流行ってましたよね」
「あ~、流行ってましたっ!!」
「キャップも色々あるけれど~♪
俺、ジャージも似合わないんです。 全っ然! 似合わない!!」
「3本線とか、はいていそう。 僕は、ラッパーみたいな服を着ると
ブカブカで子供みたい。 子供がお父さんの服着たみたいになる」
「身幅が違うやろ?」
「専門用語、分からない!」
「こことここの幅!」
脇にマイクを挟んで、Tシャツを引っ張って説明されました。
「ラップバトルの番組って、めっちゃ嫌!!
ごっつ人の悪口言ってるから嫌っ!!
マイナスの言葉は、口からポッって出さない! 絶対言わない!
夏、大っ嫌いや!!
暑い時に 『暑い』 って言われると上塗りされるのが嫌。
暑いって言うな! お前が暑いのなんて知らん。 俺はもっと暑い。
かき氷食べたら頭がキーンとするよね、みたいなこと言って欲しい」
「僕がシロクマだったら、氷くれ~! ウェーイ! ウェーイ!」
「そう言う状態!」
「寒いもダメ?」
「寒くないから全然大丈夫。 言って良し」
「火星人が襲来して来たみたいに暑いね~とか」
「火星は暑いの?」
「暑くないですね。 発熱してるのは太陽君だけ?」
「太陽はほとんどオーストラリアなんだ。
オーストラリアの土で出来てるから。
そう言う赤い土の塊で、出来ているんだよ、きっと」
「フィンランドの人がタヒチ行ったみたいな?」
「そうかなぁ?」
「例えが悪かった」
「来年は、もっと暑くなるって、何とか博士が言ってた。
暴風雨とかが、50年くらいは大変らしいよ」
「博士の言うことを鵜呑みにしちゃ、いけないと思うんです」
「今、玉子にまで言われて来たことだけど、
一日、何個食べてもいいらしいですよ。
コレステロールがどうこう言われてましたけど。
一日、何個食べる? 出汁巻きとかは、2個入ってるよ」
「みんなでシェアしますよね」
「家でした時よ」
「かまぼこって、板はがして食べます?」
「え! 板ごと食べてんの!?」
「いやいや、はがしてます。
カステラの下の紙は、はがしてから売ってよ。
紙にカステラがくっついてしまうじゃないですか!
はがしても引っ付きませんて紙に入れて欲しいと思います」
「無駄な労力とかあったね。
『ポケベルが鳴らなくて』 って歌出した人、
後悔してるんじゃ?」
「日本の業界の努力って、凄いじゃないですか。
カステラ業界には努力する人がいないんじゃないですか?
僕、傘を持たないといけないのが嫌なんです」
「降ったらさします」
「絶対降る、豪雨だと言われても降ってない時は、
邪魔じゃないですか。 降って来て、さして、たたむと
びちゃびちゃでしょ? どうします?」
「びちゃびちゃでも鞄に入れる。 いい傘、買えや。
雨男だからじゃないですか?」
「いつでも持たなくちゃいけないのか? ってことです。
手に何か持つのが嫌なんです」
「ドローンの傘にしましょう! スイッチ押して、
ぎりんこのところをブーンブーン。
ビルに入ったらスイッチ押すとたたまれて、パッと取る。
ピザ10等分くらいの扇子形で、ヒュッ! ってやると、
ブン! って広がる」
「それ、欲しいです!」
「ぎりんこって分かる? つむじのこと。 関西の人、言うよね」
「ぎりんこぉ~? え~?」
お客さんから同意の声なし。
「ぎりんこにID付いてて、自分の頭の上にしか来ない」
「年取ると危ないです。 渦がなくなる。
キャップを埋め込まなくちゃいけない」
「ブンブン欲しい人いる? こっち側の人は僕の味方だ! がはははっ!」
手を挙げた人が、自分の側の人達の方が少し多かったのか、
嬉しそうでした。
「ブンブン煩いと思うけど、我慢出来るのか?」
「出来ます!」
「スタジオで雨降ったら、傘ちょうだいって言う。
傘ないって言われたらブンブンブン~!」
「持ってるやん!」
「手持ち無沙汰の時も.....
手ぶらだと怒られる時がある。 拠り所は傘。
傘持っていれば、言われない。
スマホは、電池量がもたないけど、モバイルバッテリーは持たない」
「コードはいるでしょ?」
「借りるよ。 みんな持ってるから。 貸してって後輩に
こっそり言うんだけど、たまに先輩が持ってるよ、って
出してくれることがある。
いやいやいやいや! と言いながら丁重にお断りします。
お弁当分けて貰うみたい」
「iPadで何でも出来るようになるといいな」
「最近、パソコンの調子が悪くて、同じ物を買おうとしてます。
ブログの更新も嫌! クルクルクルクルってなる。
.....手ぶらの職業の人っているね」
「手ぶらでチャリンコで行ってる、気軽なおじさん?」
「看護師さんは、仕事道具を持ち帰り出来ませんね。
いっ~ぱい持ち歩いていたカードが全部、
アプリで出来るようになって嬉しい」
「タクシーで、ピッ! って出来ないことがあって、
はずれに当たるんです。 個タクは、多い」
「あんまりないなぁ。 電車だからタクシー乗らんし」
「雨にも降られない、個タクにも会わない、
いい人生じゃないですか」
「大阪でタクシーにふたりで乗ったら、
ちょうど 『夜チラ』 やってて、これ、俺らなんです!
って、運ちゃんに言ったことあったね。
え~! 凄いね! って。
電車で、おっさんが臭いのは、残念感があって、すっげー嫌!
臭いおっさんに当たって、ここ(二の腕)がくっつくと嫌っ!!
.....たばこは、やめないの? いつまで吸うの?」
「一万円になってもやめない!」
「お好み焼きに1,000円も出したくない。
たかがお好み焼きに1,200円!」
「たばこは、いいことがひとつもないのにやめたくない」
「たばこを売らないで欲しいです。
マナーの悪い奴らは、犯罪者だから」
「お前らのせいで、嫌われるんや! もぅぅぅっ! 憎んでます!!
喫煙者は謙虚に生きてるんやぁっ!!」
「CMやったらええ。 ツダケンが出たらええ」
「喫煙者の街を作って欲しいです。
加湿器付けて..... 加湿器? 加湿器ちゃう、
空気清浄機置いてね! 喫煙者より、酔っ払いのおっさん嫌い!」
「うんうん! たばこは、苦くないの?」
「苦いです」
「さんまのはらわたぐらい?」
「う~ん、ゴーヤーぐらい」
「ゴーヤー!? 食えるよ。
ゴーヤーチャンプルめちゃめちゃ美味いやん!
お茶飲も。 疲れた」
一息つかれました。
「食べている時以外は、文句言わないです。
テラス席が喫煙席になっているところがあるけど、
テラス席の方が気持ちのいい季節があるのに
出られなくて嫌。
昔の風習をすっ飛ばしていること、あるやん?
たとえば、着物を着ている人は減ってる。
最近の若い者は、ターバンせえへん、とか言ってる、
外国人がいる。 イスラムの人は、白いの着てる人と
違うの着てる人、おるでしょ? 何が違うのかな?」
「そう言えば、着物をどこかで着ている人をたくさん見ました」
「それ、騙したやつ?」
「違う! 違う! 日本橋三越辺りで、着物を着ている人が
たくさんいたんです」
「きもフェスでもあったんじゃ?」
「きもフェス!? きもい人のフェスみたい。
小学校で着付けを教えればいい」
「ダンクなんて教えてないで! ね!」
「帯ダンスとかいいよ。 くるっと回って帯締めて~♪」
「いい!! ダンスは、先生が考えて踊らせるの?」
お客さんにその点を説明してくださる方がいらして、
津田さんが、「うん、うん!」 と優しく相槌を打つ姿が
「おじいちゃんみたい」 と木内さんが大笑いされてました。
「沼と池の違いって、何ですか? 概念は?
池は、周りに草が生えてて、川が流れ込んでないか、
沼は、泥が溜まってる.....?」
「お前の基準はどうやろ? たとえば、榛名湖とか」
「それは、湖でしょ?」
「はっ! そうだな。 .....津田沼!!」
「僕に嵌るのは津田沼」
「沼リスト、池リスト、水リストが決める。
ずんっ! って入ったら沼です、とか決める」
「曖昧なものって、たくさんありますよね」
「呼び方が違い過ぎて、分からん」
「細分化し過ぎですよね」
「104掛けたら、電話番号教えてくれたよね。
今もある? ある? そうか。 117もあるよね。
117は時報? 107は? ない? 177は、天気予報?
アイスランドの電話帳を手に入れたらビョークの
電話番号が載ってた。
昔は、プロ野球選手の自宅の住所と電話番号載ってた。
そんな世の中でしたね。 .....クラス会とか行った?」
「一度もないっ! 呼ばれたことないっ!」
「男子校だと酷いのかな? 女性は、着飾って来るから同窓会っぽい」
「男子校に期待してる人がいる」
「期待してんの? 酷いね」
時間が気になって、足元に置いてある時計をぐいっと覗き込む木内さん。
最前列のお客さんと目が合ったのか、慌てて叫びました。
「パンツ見た訳じゃないよ!! 時計見たの!!」
「あ~、面白いなぁ~」
「今年一年、どうでしたか?」
「年末っぽいですね」
「今年流行ったものって分からない」
「楽しかったです」
「何が?」
「喫茶店で、おじいさんふたりが、ゴリゴリのロックの話をしていて、
最近の事情も良く知っていて、あの曲はアレンジし過ぎてるとか
話をしてるんですよ。 日本のロック事情にも詳しくて、
聞いているのが、凄く楽しかったです。
内田裕也さんの話から樹木希林さんの話になって行くんですよ。
本当にロックだったのは、樹木希林さんだったね、
と言う結論だったんですよ」
「じいさんが話してるのがいいね!」
「ずうっ~と、ゲラゲラ笑ってるんですよ。
○○だね、あははははっ!! って。
でも、樹木希林さんはロックだったね、と言うところだけ
笑ってないんです。 本気だったんですね」
いいお話に場内からため息が出ました。
「春ナニにまた来てください。
ここかもしれないし、ここじゃないかもしれない。
ここ同士で友達にならないで。 増えないから。
新しい友達を誘って来てください。 ツダケン、告知!」
「『AD-LIVE』 の映画やります」
「12月23日にライブやります」
「木内さんがクリスマスソングを」
「歌わないです!
今日は一日、どうもありがとうございました!」
「どうもありがとうございました!!」
ドアから外へ出られ、ガラス越しに会場に手を振って、
にこやかに退場されました。
一日、お疲れ様でした!
= 『朝ナニ ~十一発目~』 終演 =

