『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 シネマ・コンサート
10日土曜日、11日日曜日の2公演、ご出演の川井憲次さん、木内さん、
司会の名越涼アナウンサー、スペシャル・オーケストラの皆様、
会場スタッフ様、関係者の皆様、ご参加の皆様、お疲れ様でした!
素敵な時間をどうもありがとうございました!
管理人は、土曜日と日曜日夜の2公演に参加させていただきました。
簡易レポUP致しました。
誤字脱字、内容の間違いなどお気づきの点がございましたら
ご指摘いただければ幸いです。
= 10日(土) 追加公演 =
開演前30分ごろにゲゲ郎と水木のアナウンスがありました。
(正確にはメモ出来ませんでしたのでご容赦ください)
カランコロンと下駄の音。
「凄い会場だのう。 今日は何があるんじゃ?」
「さっきも言っただろう?
シネマ・コンサートを観に来たんだよ。
俺たちの席はここだ。 早く座れよ、ゲゲ郎!」
「何を緊張しておる?」
「してねえよ!」
電子機器での撮影、録音の禁止等の諸注意が水木からありました。
「演奏を観るには、決まりがあるんじゃの。
バルコニーの手すりに物を置くと危ないぞ。
水木には注意しないとな。 言っておくがホール内は禁煙じゃぞ」
「分かってるよ! チケットを持って外で吸うんだ」
「ロビーには物販もあって、一杯売っているようで
ちょっと行ってみるかの」
「お前、ちょっと! お金持ってるのか? 全くしょうがねぇな!」
5分ほど前にブザーが鳴り、2回目のアナウンス。
「何やら合図が鳴ったぞ。
おーい! 水木~! 水木よ~!
早く席につかないと始まってしまうぞ~!
間に合わなくなるぞ~!」
「大きな声で呼ぶな! 目立っちまうだろう!」
水木から改めて諸注意が。
「演出の関係で、避難扉の明かりを消すから
始まる前に非常口とか確認しておくのじゃよ」
「何でそんな情報知ってる?」
「この辺りに潜むモノに教えてもらったのじゃ。
おぬしには見えておらんかもしれんがの」
= 10日(土) 追加公演 開演 =
司会の名越涼アナウンサーが登場され、
シネマ・コンサートはどう言うものか、説明してくださいました。
続いて木内さんと川井さんが登場されました。
客席から見て、左から名越さん、木内さん、川井さんの順に
ステージに並ばれました。
黒いスーツに黒い丸眼鏡は、当時のサラリーマンの雰囲気を
意識されたのでしょうか。
(名越涼さんのX にお三方の画像をUPしていただいてます)
「こんにちは。 帝国血液銀行に務めておりました、
普通のサラリーマン水木を演じました木内秀信です」
「音楽を担当致しました、川井憲次です」
「シネマ・コンサートと言うスタイルは初めて言う方は?
あ、たくさんいらっしゃいますね。 客電つけていただけますか?」
「3階の方も…。 見えてますか? ありがとうございます。
お客さんも緊張されているみたいですね」
「映画のシネマ・コンサートに行かれたことは?」
「僕はあります! とても素晴らしかったので
そのお話をいただいた時、とても嬉しかったです」
「この作品の反響はいかがでしたか?」
「たくさんの方に観たよ、良かったよと声を掛けていただきました。
皆さんが応援のお陰です。 ありがとうございます!」
大きな拍手が起こりました。
「この映画を初めて観る方は、いらっしゃいますか?」
若干名いらっしゃったようです。
「川井さんも観ていただけました?」
「もちろんです! 何と言うことを言うんですか~!」
「水木を演じるのに大変だったことはありますか?」
「実は全然大変じゃなくて、オーディション受かってる時点で
あとは擦り合わせで、それほど苦労はなかったです。
そんなに気負いせず、出来ました。
効果音も音楽も入ってなくて、
試写会で初めて拝見して、最後は大号泣して帰ったんです。
生の演奏での感動をお楽しみください」
「特に印象に残っているところは?」
「最後のところです。 カランコロンのうた。
家でサントラを聴いたら不穏な曲ばかりでした。
人(キャラ)によって移り変わりがあってとても良かったです」
「私は、時磨の登場シーンが恐ろし過ぎました」
「僕もです!」
「大人向けの作品で、特に意識したところは、
19番(「水木とゲゲ郎 -月夜の語らい‐」)、
ゲゲ郎と水木が墓場でお酒を飲むシーンで、
一番最初に作りました。 一番大事なところで、
そこから決まって行きました」
「完成品として初めて聴いて、タイミングなどにも感動して
川井さんは僕の想像を遥かに超えていて、
お会いするを楽しみにしてました」
「ありがとうございます。
楽器を新調していて、出来上がったのがちょうどその時で、
ゲ謎の2か月前くらいでした。
"カリンバ" と言う楽器で、ピアノと同じように音色を奏でる
物を作ってくださったのは仙台の工房だけでした。
僕のカリンバです」
制作された千田さんに実際に弾いていただきました。
心の奥に響くような美しい音色に場内から感動の拍手が。
「素晴らしい音色です! 先ほど僕も
ドレミファソラシドだけ弾かせていただきました」
「普通は、それだけの鍵盤しかなくて、
他の店では邪道だと言われて断られてしまって、
作ってくださって、嬉しかったです」
千田真司さん 『工房日記 Let’s fly together 【夢を届けるカリンバ】』
「今日の主役は音楽です。
ひとつひとつの音を楽しんでいってください。
今日はどうもありがとうございました」
「シネマ・コンサートをするつもりがなかったので
7、8個の楽器を担当することになりました」
「川井さんの演奏する場所、あそこですよね。
川井さんが動いた時に良く見てください」
「僕のチェロは独特で、本来の弾き方ではないです。
皆さん、楽しんでください」
「それでは、これからシネマ・コンサートを開始致します」
水木のアナウンス
「約束しろ。 絶対に生きて帰って来ると」
= シネマコンサート 前編 =
座敷牢で 「手を組もう」 の場面が終わって
20分休憩のアナウンスがありました。
「今から20分の休憩らしい。
この時間も物販はやってるらしいぞ。 俺は一服して来る」
「外に出るなら入場券を持って行け。
ワシは喉が渇いたからビュッフェで飲み物を飲んでくるかのぅ」
後半が始まる前にもアナウンス。
「そろそろ始まるぞ。 もう席に座ってろ」
「注意はもうしなくていいのか?」
「そうだな。 確認するぞ」
水木からの注意に少し言い足すゲゲ郎。
「電子機器の電源を切っておくのじゃな」
「お前、分かって来たじゃないか」
「始まるまでもう少し待つとしよう」
= シネマコンサート 後編 =
各楽器パート毎にも大喝采で、感動のフィナーレでした。
最後にもアナウンスが。
「終わってしまったのぅ…」
「出口は混みそうだからもうちょっと余韻に浸っていたい」
「ワシは胸が一杯じゃぁ!
来てくれた皆に礼を言いたい気分じゃ〜
今日は来てくれて本当にありがとうっ!
「本日はお越しいただき、ありがとうございました!
忘れ物がないよう、気を付けて帰ってくれ」
「またの~~っ!!」
= 10日 追加公演 終演 =
= 11日(日) 夜講演 =
11日(日)夜講演開演前アナウンスは、昨日と同じだと思います。
= 11日(日) 夜講演 開演 =
司会者の名越涼さんから昨日と同じようにシネマ・コンサートとは
どう言うものか説明してくださいました。
川井さん、木内さんが続いて登場されました。
黒いワイシャツにモノクロの大きな薔薇の柄のジャケット
をお召しでした。
(『鬼太郎ゲゲゲの謎』公式X に指揮者の井田勝大さんとの画像を
UPしていただいてます)
「こんにちは。 帝国血液銀行に務めておりました、
普通のサラリーマン水木を演じました木内秀信です。
今日は楽しんで行ってください」
「音楽を担当致しました、川井憲次です」
「あの木内さん、今気づいたんですけど
何を持ってらっしゃるんですか?」
「ぬいです。 今回は自分のぬいは家に置いて来てしまったので、
『これ、ありますよ!』って、楽屋のぬいちゃんを連れて来ました。
最後だからいいかなって」
川井さんにゲゲ郎を近づけて
「ちょっと似てる? 寄せて来ました?」
「いいえ、髪の色だけでしょ。 これ地毛だから!」
いつもの尊いぬい様ではなく、ぷちマスコットのゲゲ郎と水木でした。
片手にマイクをお持ちなので、もう片方で一緒に握りしめていて、
木内さんの手が大きいから出来ることのようでした。
「シネマコンサートは初めてと言う方は?
あ、たくさんいらっしゃいますね。
映画が初めての方は?」
多分、いらっしゃらなかったと思います。
「川井さんご自身がこのように
演奏されることはあるのですか?」
「やることが色々あって、特殊なことは自分で
やらなくちゃいけないんです。
楽器は7、8種類演奏します。
パーカッションが多いです。
今回はオーケストラのチェロの方には
お願い出来ないんです。
僕もあんな音が出せるとは思ってなかったんです。
もしかしてビオラでも出せると思うのですがチェロで」
「音楽によっては怖くなると思うのですが」
「そうですねー。 冷房の効いてる部屋から
砂漠を見てる感じです」
川井さんのチェロは、狂骨が暴れるシーンで狂骨の声でしょうか、
黒板にギィギィと爪を立てているような不快な音を出してました。
映画内ではそれほど聴こえなかったように思いましたが
生演奏ではとても際立っていました。
「水木が初めて村に入って行くシーンの曲が
長閑で美しい風景と対照的で、これから恐ろしいことが
起こるドラマが見えて来るようでした。
セリフがきっかけで音楽が始まったりするところで
音楽の素晴らしさを体験しました」
「私も村に入って行くシーンでそこで流れる音楽が
印象的でした」
「スキップするような曲じゃ困りますよね。
映画の場合は、セリフが入ってから作業します。
水木とゲゲ郎がお墓でお酒を飲むところが最初でした。
古賀監督からのダメ出しはなかったです」
「川井さんに発注すると想像以上のものを作ってくれると
監督が言ってました」
「特注カリンバは、クロマティック・カリンバなんです。
欲しいと思って、発注してたんです。
今日は、作っていただいた仙台の工房の
千田真司さんに特別にいらしていただきました」
実際に心地良く美しい音色を奏でていただき、
拍手喝采でした。
「水が滴って跳ねてるような綺麗な音ですね」
「キー自体が長いので、柔らかい音が出るんです」
「演奏はこれからなんですが、3回のトークコーナーは
これで終わりです。 今日の主役は音楽です。
先日大きな地震があったのにも関わらず
会場に足を運んでいただき、どうもありがとうございました」
「映像とオーケストラとどちらを観て良いか分からないと思いますが
オーケストラも観てください。
今日はありがとうございました」
「それでは、いよいよシネマ・コンサートの開幕です」
木内さんのぬいの持ち方に注目が集まっていたようで、
ぬいが前面に出るよう、手を組み替えたりしていたそうです。
水木のアナウンス
「あなぐらはこの先だ、行こうぜ!」
昼公演では 「暴いてやろうぜ」 だったそうです。
この部分は録音ではなかったのかもしれません。
= シネマ・コンサート 前編 =
20分休憩の前と後編開始前に昨日と同じアナウンスがありました。
= シネマ・コンサート 後編 =
各パート毎にも大喝采で、感動のフィナーレでした。
最後にもアナウンスがありました。
そのあと、画面に再演のお知らせが映し出され、
大歓声が上がりました。
= 『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』 シネマ・コンサート 終演 =
千田真司さんの当日までと当日のご苦労やドキドキ感と
素敵なお人柄が伝わるブログです
『工房日記 Let’s fly together 【初めてづくしのシネマコンサート】』
映像と音楽は寸分の狂いもなく、とても自然で
生演奏であることを時々忘れそうでした。
指揮者の方の想像を絶するほどのご努力を感じました。
厚みがあって、優しかったり大迫力だったりの演奏に
感動しました。
Xやnoteなどに素晴らしいイラストや感想、レポを書かれている方が
大勢いらっしゃるので、管理人の稚拙な感想は控えます。
土曜日は注釈席で最前列の中央だったので、
木内さんの真正面でガチガチに緊張しました。
オーケストラは、バイオリンの方しか見えなくて
コーラスも他の楽器もほとんど見えませんでした。
日曜日は特典付きを相方さんが当ててくれて
2階席正面の4列目だったので、全体が良く見えました。
日曜日昼公演では、オーディションのお話があったそうです。
トークライブの時、お聞きしましたが新たなエピソードが
聞けたのでしょうか。
11月の再演では、ゲゲ郎役の関さんもご出演が決まり、
また違った素晴らしい演奏会に期待が膨らみます。
2024年08月12日
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